スポンサードリンク

会社を退職したお話

昨日付けで、会社を退職いたしました。

 
元々私は新卒で飲食業に進み3年程経った頃、理系学部出身だった事を思い出して食いっぱぐれのなさそうな機械メーカーに技術職として転職しました。
そもそも理系出身のくせに何故、飲食に?って疑問には他に内定が取れなかったからですよ、と返しておきます。(当時、リーマンショックの所為で選考中止などが重なった為。)
 

 

その時は、収入以外はほぼ満足していた飲食業を辞めて本当に良かったのか?という後悔に近い気持ちと、新しい職場に馴染んで仕事を早く覚えてさっさと一人前になるぞーといった、希望の様なキラキラした気持ちが入り混じっていました。
 
キラキラした気持ちは入社1週間目には疑問に変わり始め、本配属されてから1ヶ月で確信に変わりました。転職は失敗だった、と。
そして転職後、1度は消した転職サイトのアプリを再びiPhoneにインストールして、休憩時間には求人情報を眺めるという習慣が始まりました。
 
収入面や待遇面では確実に飲食業時代よりは良くなりましたが、拘束時間や肉体労働等は飲食のそれより酷く、
一緒に働く人間も建設現場等で働きなれた30〜50代の人が殆どで、それまでカフェで20代の社員と10代のアルバイトが殆どだった私にとって、とても馴染みにくかったです。
 
1年経ってようやっと、少し慣れたかなぁと思えるようになりましたがそれでも転職したい気持ちは変化しませんでした。
質問や報告をすると怒鳴り散らす課長補佐、それを良しとする課長、課長から同僚の彼女までその場に居ない人の悪口で盛り上がる先輩方、職場の人達との人間関係は希薄でした。
出張予定は毎回直前まで判らないので、旅行や遊びの予定は立てにくく、出張に行けば必ず上記の先輩方にキャバに一回は連れて行かれ飲みたくもない酒を自腹で飲まされ、出張中の休日は先輩方に観光を強要されます。勿論、下調べや運転は後輩の仕事です。休日ですが。
 
そんな職場だったので、退職の日は本当に清々しい気分でした。
結局、「どんな待遇の仕事をするのか」よりも「どんな人達と仕事をするのか」の方が自分には大事だったんだなぁと。
前の職場の人達の中にも、優しい人や気さくな人はいました。今にして思えば、例え部署が違えど、そういう人達ともっとコミュニケーションをとっていけば良かったなぁと反省点があります。
どうも前の職場では先輩や上司に目をつけられないように終始こじんまりとする事に努めていたのではないのかなぁと。
次の職場では人目なんか気にせず、自分が楽しく働くことを優先してみたいと思います。
 
今日から新しい職場ですが、もう前の転職とは決定的にスタートラインが違います。
良い転職だった、と言えそうな予感があります。
辞めて良かったのか?なんて後悔はありません。
 
これ以上のジョブホッパーにならない為にも。身内や友人をこれ以上心配させない為にも。
そして何より自分の夢の為に。
突き進むのみです。