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自転車通勤用に骨伝導ヘッドフォン「Marsboy」を購入して1ヵ月使用してみたお話

最近、自転車通勤をはじめました。

自転車通勤は通勤時間を有酸素運動に変えることのできる素晴らしい方法ですが、その反面で自転車を漕ぐ以外に何も出来ないというデメリットもあります。 

すなわち、暇なのです。

骨電動ヘッドフォンを購入!

さてさて、ちょっくら暇つぶしにと、自転車をこぎながら手放しでスマホゲーをするわけにもいきません。

結局できることといえば歌うか、ラジオや音楽を聴くくらいになります。

歌うと白い目で見られるので音楽を聴くという選択をしたいところですが、イヤホンやヘッドホンを装着しながらの自転車の運転は道路交通法違反です。

 周囲の音に注意を傾けるのも、自転車を運転する上で必要なことですから。

 

 じゃあ、携帯型のスピーカーで音楽を聞くか?スピーカーで周囲に聞かれても恥ずかしくないプレイリストを組めるだろうか、そしてそんな周囲の顔色をうかがっただけのプレイリストを私は毎日聞きたいだろうか?

当然、ノーです。
というわけで、購入したのが骨電動ヘッドフォンの「marsboy」

 

一見、ネックバンド型のヘッドフォンのようにも見えるこちら、実は耳穴には装着しないんです。

 耳の上にかけて、こめかみ辺りにパッドを密着させ音楽などを聞きます。

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ゴムバンドが付いているので、頭の大きさにあわせて調整出来ます。

本体も軽いし、締め付けもキツくはないので、頭や耳周りが痛くなるなんて事は今のところ、ありませんでした。

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使い方はとっても簡単。

marsboyの電源を起動しiphoneのブルートゥース機器の中からmarsboyを選んで接続するだけ。

パッドの部分から音が出るので、これをこめかみのあたりに当てると、耳の穴をふさいでいないのに音が聞こえるというしくみです。

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もちろん、別にこめかみにあててなくても、音は出ます。

音漏れハンパないです。

耳の穴をふさいでいないので、音楽などを聴きつつも周囲の音も聞こえるので道路交通法第70条が定める「安全運転の義務」の中で「安全運転に必要な音や声が聞こえない状態での運転」には該当しない。。。のではないかという品物。

ですが、地方の条例によっては禁止されているところもあるみたいですし、イヤホンをしていると誤解される事も多々あるので、自転車の運転中に使用する際はよく調べて自己責任でお願いします。

 

骨伝導ヘッドフォンを1カ月使用してみた感想

音質は正直良くありません。

カーラジオのFMレベルって感じです。

自転車通勤でミュージックアプリで音楽を聴く場合、50%〜60%までボリュームを上げないと周囲の音にかき消されてよく聞こえません。

全開までボリュームを上げると、音楽はとてもよく聞こえますが、周囲の音が聞こえにくくなるので、本末てんとう虫。

そして、音漏れがハンパないので周囲の人から白い目でみられること請け合いです。

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幹線道路などの交通量が多いところや、風が強い日はこのボリュームでも聞こえません。

ボリュームを上げれば聞こえない事はないけれど、これ以上ボリュームを大きくすると、交通量が少ない静かな場所に出たときにすれ違う人々へ自分の音楽嗜好をさらけ出してしまう事態になります。

恥をかかずに聴き続けるには細かなボリューム調整が必要です。

ボリューム調整が面倒な場合は、幹線道路などでは聞こえないモノとして割り切る大胆さが必要になります。

 

外で使用する場合は、音漏れを周りの音がある程度かき消してくれますが、会話のない冷え切ったオフィスなどの静かな場所ではどんなに音量を絞っていても隣の席の人に聞こえるくらいには音が漏れてしまいます。

正直、使い勝手が微妙じゃねぇか!と思われますが、一人暮らしの方には家の中で使うという活用手段もあります。

インターホンなどの生活音を聞き逃すこともなく、音楽やラジオを家事をしながら聴くことができます。

 

そこそこの雑音があり、さりとて幹線道路ほど煩くない、そんな場所での使用がオススメです。

精聴するためではなく、聞き流すためのものと割り切れば、長いサイクリングや家事のお供として、頼もしいヘッドフォンだと思います。